保育士を増やすために必要なこと!
皆さん、こんにちは。
Panda’s breath(パンブレ)🐼の関まりねです。
桜🌸の季節が過ぎてしまいましたね。淋しいです。
春は私が一年で一番好きな季節なのですが、一般的には一番忙しくせわしない季節でもありますね。
さぁ桜を見ようと思ったら、もう世の中、緑色にかわっていた・・・なんてこともよくありました。
皆さん、忙しい春、本当にお疲れ様です😌
保育園は一年中忙しい…のですが、桜色の季節である年度末の3月から年度はじめの4月にかけては、想像を絶する忙しさです。おそらく4月のバタバタを乗り切ろうとされている保育士さんたちは、3月の記憶は、もう遠い遥かむかしのことのように感じていることでしょう。
瞬く間に通り過ぎていった3月ですが、私は保育園の3月が大好きです。
3月は、一年間の締めくくりの月であり、次に向けての旅立ち(別れ)の季節でもあります。
卒園式のだいぶ前から、年長組さんは卒園の歌やひとことの練習をしていきます。この歌がまた泣かせるんです・・・。毎日聞いて、毎日泣けます(笑)
卒園式の最後に、全職員でお見送りをする中、嬉しそうにお父さん、お母さんと手をつないで羽ばたいていく卒園児の姿を見ると、心がふるえます。
全卒園児を見送った担任の先生の安堵とやり切った感からくるすがすがしい表情が、とても印象的でした。
それをみると毎回「年長児の担任ができてうらやましい」という気持ちになります。
その日のために、1年間どれだけのご苦労があったかを考えると安易には言えませんが、その瞬間だけは、いつもそう思わずにはいられません。
子どもからもらえる感動。保育士になってよかったと思える瞬間。
そんな場にいれることに感謝しました。
今、保育士養成校では、保育士資格が取得できても就職先として保育の場(保育園や保育関連施設など)を選ばないという学生さんが以前と比べ増えてきているとのことです。
これから先、待機児童問題が多少解決しても、いろいろな意味で保育現場で働く保育士は、まだまだ必要です。特に未来ある保育への希望をもっている若い保育士さんに保育現場に出てもらうためには、「何が必要か」「どうしたらいいのか」を国をあげて真剣に考え、取り組んでほしいです。
現場で働く保育士さんを増やすためには、その場しのぎの待遇や条件を変えることだけでは不十分です。根本的な問題解決にはなりません。
私の勝手な思いつきですが、就活している保育士資格取得見込みの学生さんに、自身が実習した園の卒園式を見せてあげたらどうかなと考えます。実際にはいろんな課題があり難しいことは重々承知しています。でも、保育士として現場に出ることを躊躇している人たちが一歩を踏み出せるきっかけは、お金以上に感動(やりがい)ではないかと考えます。
保育士になりたい!保育士になってよかった!
そう思える心が、人を動かすのではないかと信じています。